満珠・干珠
満珠・干珠
「日本書紀」の仲哀紀にその名を見ることができるこの島は、伝説に満ちた神聖な島で、忌宮神社の飛地境内(とびちけいだい)です。
千古の原始林に覆われており大正15年10月20日天然記念物に指定されています。また平家が滅び武士の時代の始まりとなった壇ノ浦での源平船合戦で、源氏はこの島周辺に本陣を構えたのです。
また、どちらの島が満珠でどちらが干珠かとの問い合わせがあります。陸地に近いほう(写真左側の島)が干珠で、沖にある方が満珠とも言われていますが、わけることなく両方の島を称して満珠・干珠と呼ぶことが多いようです。